藤原周平の「風の果て」で昔仲よかった仲間と最後に戦うことになり
「こういう人生なのか」と主人公が思う場面があった。
そんな歳でもないくせに、「ああ人生よ」なんてぼくも思ったりする。
同級や同僚といった事情で近くにいる間は、その人たちはその時の人生の主力だけれど、
一緒に行動する理由がなくなるとあっというまに遠い存在になってしまう。
最近では、facebookで近況とかが中途半端にわかるから、さよなら感がうすれて別れの大切さも薄れてる気もするけど。
出会うほとんどの人たちとはだんだん遠くなっていく。
だから、偶然にも今近くにいる人たちとのふれあいは噛みしめたい。
カイともだんだん会わなくなってきた。あいついつ結婚するのか。近々飲みたい。
あと小説を読む心の余裕がほしい。