Lv.15

僕のレベルはどのくらいだろうと考えた時に、漠然とLv.15というランクが頭に浮かんだ。
初代ポケモンでLv.15というとハナダシティくらいだ。初代ポケモンでは8つバッジを集めるとラストダンジョンに行く事が出来る。ハナダシティは2つ目のバッジが手に入る所である。というとゲームにまだ慣れるレベルにはまだ到達していない辺りだろうか。
僕はエンジニアだ。何かを作っている最中に問題に出くわした場合、googleに検索をかける。そうすると同じような問題でひっかかった先人たちが、その問題の解決方法をWeb上で発信してくれているのでそれを参考にすれば、大抵の問題はクリアする事が出来る。「はあ ヨカッタ一件落着」って感じなのだがそれで終わりにする事が最近出来ない。Web上に解決手段をのっけている人たちは僕よりも実力がかなり上だろうなと感じ、「ヤバい」と思うようになってきている。
なぜなら、その人たちがこの業界で戦っている中でぼくはどのレベルだろうかと思うとまだまだで、このままでは将来食っていける気がしないと感じるからだ。
しかし、食うためにコードを書くというと虚しい気分になる。
それならば僕はコードを書く事は止めて別の仕事を探した方が良い。
働き方の議論は横に置いとくてしても、
レベルが高い人たちに共通している事は、食うためにコードを書いているだけの様には見えない事である。
もちろん食うためにコードを書いている部分もあるだろうが、
ブログで情報を発信したり、オープンソースのコミュニティに貢献したりしている様をネット上でみると、楽しみながらやっているように思う。コードを書き発信する事で他の人が反応するなかに楽しさを見出している。
人がすごいと思うようなコードを書いて周りがすごいすごいと言って承認欲求を得ているのかもしれないが、それは軽蔑される行為ではなく健全なモチベートの仕方なのかもしれない。

僕が感じているレベルアップしなければと切羽詰まる気持ちもモチベートの一つなのかもしれないが、僕の場合この感情はいつも「どうしようどうしよう」と考えて結局何も出来ていないというパターンに陥りがちなので、
今回はとりあえずこの焦りは無視して、楽しい事を続けていければと思う。
で、最近の興味はProcessingにある。というかジェネラティブアートとかいう領域か。
焦らないでカオスを楽しみたい。

http://fladdict.net/
を見た時にヤバいと思った。
void draw(){}

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